株式会社エバーグリーンモビリティ(本社:沖縄県豊見城市、代表取締役:濱田剛。以下、EVGM)は、2024年5月31日、豊見城市役所において徳元次人市長と「災害時等における電気自動車等からの電力供給に関する協定」の調印締結式を行いました。
これは、EVGMが運営しているエイビス バジェット・レンタカー那覇空港店に2024年4月よりレンタカー配備しているEV(電気自動車)のBYD ドルフィン ロングレンジ10台を災害時や防災訓練などの際に、豊見城市の要請に応じて非常用電源として提供するというものです。
記憶に新しいところでは、昨年の台風では豊見城市でも大規模な停電が発生し、市民生活に大きな影響を及ぼしました。ドルフィン ロングレンジは一般家庭の約4日分の使用電力を賄える58.56kWhもの大容量バッテリーを搭載しているため、そのような災害時に専用アダプターを使用して給電機器のある避難所や電化製品への電力供給が可能になり、情報収集や連絡手段として重要な携帯電話の充電にも役立てられます。
EVGMは世界自然遺産登録が多数ある沖縄県と北海道を基盤に事業展開しています。だからこそ“クルマを通じて人も地域も笑顔にする。”という経営理念のもと、自然の恩恵による魅力が詰まった各地を隅々まで回って楽しんでもらうために使用するレンタカーを環境負荷の少ない電動車にすることで、地域振興と地域の自然保護を両立させてまいります。また、災害時には動く非常用電源として地域のみなさんに提供できるよう、今後も電動車の保有比率を高めてまいります。
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